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一般社団法人旭川歯科医師会
会長 楯 了悟 |


旭川歯科医師会は旭川市のみならず、北は中川町から南は占冠村まで4市(名寄・士別・旭川・富良野)17町2村からなる広大な範囲に会員が点在し、現在会員数は約280名です。この会員数は鳥取県歯科医師会とほぼ同じです。
旭川歯科医師会では、昭和39年に神居2条12丁目に歯科衛生士養成学校として旭川歯科学院専門学校を開校し、56年目を迎えております。すでに2,302名の歯科衛生士が、旭川はもとより、近郊市町村・道外でも活躍しております。
さらに、昭和55年には金星町1丁目に道北口腔保健センターを開設し、心身障がい者歯科診療・在宅等訪問歯科診療・摂食嚥下リハビリテーション・小児予防歯科診療・休日救急歯科診療を行っております。常勤の所長歯科医師と当番の旭川歯科医師会の先生が勤務しており、旭川市からの委託を受け旭川市はもとより、道北一円の歯科医療に貢献しております。
また、旭川市では平成25年から旭川市教育委員会主導の元、小学校でのフッ化物洗口が始まりました。現在では市内53小学校全てで行われており、平成25年度は12才児の永久歯の1人当たり平均う歯数が旭川市1.59本、全国平均1.05本で全国平均より多い状態でしたが、平成29年度では旭川市0.77本、全国平均0.82本、ちなみに北海道平均1.50本と、全国平均を下回りかなり減少している結果が出ております。
この公衆衛生事業も旭川歯科医師会の役目であります。
すべての皆様に健康をとどけることができる歯科医師会であるべく活動してまいりますのでご期待ください。
(令和元年6月23日)
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